梨状筋症候群
- trustmejiyugaoka
- 2024年12月19日
- 読了時間: 6分
更新日:1月30日

梨状筋症候群が他で良くならない理由 |

これまで10年間、延べ2万人以上のお客様に施術を提供し、多くの梨状筋症候群のケースを改善に導いてきました。その中で私が感じたことがあります。それは、多くの施術現場が「梨状筋」だけに目を向けているという現実です。
一般的な施術の現状
痛い梨状筋を支えるコルセット
痛い梨状筋を軽くマッサージするだけの整骨院
痛い梨状筋を押してほぐすリラクゼーションマッサージ
痛い梨状筋に湿布や痛み止めの薬・注射をする整形外科
痛い梨状筋への外科的手術
痛い梨状筋を伸ばすストレッチ
痛い梨状筋を鍛える筋力トレーニング
これらの方法で、確かに一時的に梨状筋症候群の症状が緩和する場合もあります。
しかし、その効果は短期間で消えてしまうことがほとんど。また、逆に痛みを悪化させてしまうケースさえ見られます。
あなたはそのような「その場しのぎ」の施術で良いのでしょうか?
当院、整体サロンtrustmeでは、単に痛みを一時的に和らげるだけの施術は行いません。私たちが多くの梨状筋症候群の方を改善に導いてきた理由は、とてもシンプルです。
それは、施術を行う前に、「お客様ごとに、痛みの本当の原因を的確に特定する」ことに重点を置いているからです。
「痛みの本当の原因」を見極めることこそが、梨状筋症候群施術の核心です。
根本的な原因に対して適切に施術を行わなければ、確かな改善にはつながりません。
梨状筋症候群を改善するためには、どの部位にアプローチすべきか、またその施術をどの程度の期間続けるべきか
これらの施術計画は、すべて痛みの根本原因を正確に見極めた上で立てられます。
梨状筋症候群を改善する際、痛みが梨状筋にあるからといって、梨状筋だけを施術するのではないです。
「本当の原因」を特定し、それに基づいた施術を行うことが重要です。
しかし、この基本的な考え方を理解していない施術家が多いのが現状です。だからこそ、あなたのがこれまで根本的に改善しなかったのです。
梨状筋症候群の症状について |

梨状筋症候群とは、股関節の後面、殿部の深層部に位置する梨状筋に過度な負担がかかることにより、お尻や足に痛みや痺れが起こっている状態です。
当院に来られるお客様の中には、次のような症状や悩みを抱えた方が多くいらっしゃいます
腰からお尻、足にかけて痛みと痺れがあり、腰痛も併発している。
立ち仕事や歩き仕事はもちろん、運転やデスクワークでも痛みが増してくる。
病院では「梨状筋症候群」と言われたが、はっきりした原因がわからない。
病院、整骨院、整体、マッサージなどいろいろと通ってみたが、少しも良くならない。
そんなお悩みをお持ちの方が、当院には多く来院されます。
しかし、諦めてしまっては何も解決しません。むしろ、
痛み止めや湿布、注射で坐骨神経痛をごまかすような生活が続いている。
立ち仕事や歩き仕事はもちろん、運転やデスクワークでも痛みが増してくる。
痛みのせいで趣味や仕事も我慢している。
友達や家族、同僚、上司はこの痛みを理解してくれない
こんな不安や辛さを抱えながら、日々をお過ごしかと思います。
私がここでお伝えしたいことはただ一つです。
「梨状筋症候群の痛みの本当の原因は梨状筋にはない」ということ。
梨状筋が痛い、その原因が「痛みのある梨状筋」にあると考えると、根本的な改善にはつながりません。
だからこそ、あなたの梨状筋症候群は根本改善されなかったのです。
梨状筋症候群の原因とは |

では梨状筋症候群の本当の原因とは?
それは梨状筋とは逆の働きをする筋肉である、大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋である場合がほとんどです。
当院では「運動連鎖」という理論を基に施術を行っています。
運動連鎖とは、人間の身体の動きは全て連動しており、全身の筋肉や関節が協調して機能することでスムーズに動けるという考え方です。
この連鎖が乱れると、一部の箇所に過度な負担がかかり、痛みが発生します。
逆にこの運動連鎖がスムーズに機能すれば痛みは起こらないということです。
梨状筋症候群のお客様の症状として多いのが、
立ち仕事や歩き仕事が続くと、お尻から足にかけて痛みと痺れが出てくる…
運転やデスクワークも続くと、お尻と足の痛みと痺れが増してくる…
酷くなると、お尻や足だけではなく、腰の痛みも出てきて動けなくなる…
このような症状はお尻や足に痛みがあったとしても、痛みの原因は梨状筋にはなく、結果的に梨状筋の緊張による坐骨神経痛が出ているだけなのです。
梨状筋症候群の方の多くは大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋の筋肉が硬く緊張していて、筋肉の柔軟性が低い状態にあります。
大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋は股関節を中心に身体を内側に捻る動き、内旋を誘導する筋肉になります。
それに対して、梨状筋は股関節を外側に捻る動き、外旋を誘導する筋肉になります。
先ほどお伝えした通り、梨状筋症候群の方は大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋が硬く緊張している状態にあり、股関節を中心に身体全体が内旋方向に捻じれやすい傾向にあります。
その内旋状態で立ち仕事や座り仕事をすると、外旋筋である梨状筋は常に引っ張られることになり、牽引ストレスによって、梨状筋に過度な負担がかかることになります。
その結果、梨状筋が緊張、炎症状態となり、梨状筋の下を走行する坐骨神経にも侵害し、お尻から足への痛み、痺れが慢性化してくことになるのです。
「梨状筋症候群の根本原因は痛い腰にはない」
本当の原因は大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋の柔軟性が低く、運動連鎖がスムーズに機能していないということです。
痛い梨状筋に湿布をしたり、電気やマッサージ、ブロック注射をしてもその場しのぎである、その理由がここにあります。
当院ではこのように改善します |

先ほどご説明した、運動連鎖をスムーズに機能させる必要があります。
そのために行なっていくことが3つあります。
検査
施術
セルフケア指導
この3つです。
まずは梨状筋症候群の根本原因である、大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋の動きをチェックし
大腿筋膜張筋や外腹斜筋、広背筋のどの動きが悪いか?どの筋肉が硬いか?
お客様それぞれの身体の状態を検査していきます。
その後、猫背や反り腰を起こしている筋肉の硬さ、緊張をとる施術を行います。
当院では筋肉の表面ではなく深い硬さ、深層の緊張を取り除くための施術をしていきます。
痛い場所の硬さを取るのではなく、痛みの原因の硬さを取る。
さらに、痛みをその場で取るだけで終わりではありません。
痛みをとった後はお客様でその状態を維持できるように、お客様自身でできるセルフケア指導を行います。
梨状筋症候群の根本原因である猫背と反り腰を改善する、ストレッチやエクササイズなどのセルフケア指導。
そして、腰と股関節と身体全体の動き、連動を良くする、運動連鎖をスムーズに機能させるための姿勢指導を行います。
その結果、痛みをその場で改善するのはもちろん、痛みが出ない身体作りを実現できるということです。
梨状筋症候群をその場しのぎではなく、根本から改善する。
当院でぜひ、その一歩を踏み出していただければと思います。


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